J1残留を決めた甲府の来季の監督候補に、J2金沢の森下仁之監督(47)が浮上していることが24日、分かった。ホームでの広島戦では0-2で敗れたものの、松本が負けたため残留が確定。今季就任した樋口監督の成績不振により、シーズン途中からGM兼任で指揮を執った佐久間悟監督(52)は「現時点で、甲府で現場の監督を続けることは考えていない」と退任の意向を示した。

 後任候補の森下監督が率いる金沢は今季、J2昇格1年目のチームとしては初めて5月に首位に立つなど快進撃を続けた。現在は14位だが、目標のJ2残留は間近。その手腕を評価した甲府は今後、新監督として迎える準備を進めていく。