甲府は0-1の後半27分にFW阿部拓馬(27)がドリブルで相手選手をかわして芸術的な左足ゴール。

 だが延長戦ではその阿部拓が右太もも裏肉離れで交代。その後は退場で10人となっていた柏を攻めることができなかった。

 力の差を痛感したという佐久間悟監督(52)は「完全な力負けで、敗戦に値する試合。悲しい話ですけど、ウチがボールを持った時が最大のピンチ。数的有利が我々にとってディスアドバンテージだった」と肩を落とした。