J2札幌MF深井一希(20)が来季、残留することが15日、分かった。J1に昇格する大宮など、複数クラブが興味を示していたが、この日までに本人が札幌でプレーする意思を固めた。今後、クラブと代理人間で条件面を詰め、正式に契約延長となる。

 今季は7月8日大宮戦で右膝前十字靱帯(じんたい)を負傷し長期離脱。ケガの影響で、リオデジャネイロ五輪アジア予選(1月、カタール)予備登録メンバーには選ばれなかったが、同世代屈指のボランチとして、9月の本大会で選出される可能性は、十分ある。MF荒野、DF櫛引に続く、クラブ3人目の五輪候補として、来季も北海道からアピールを続けていく。

 深井と同期で、3年目のMF堀米、中原、神田、DF永坂、GK阿波加の5選手も、契約延長の提示を受けており、基本線は16年も札幌でプレーする方向で固まっている。