JFLのホンダFCは1-2でJ1東京に逆転負けし、4回戦で姿を消した。前半18分に先制点を奪ったものの、後半に2失点を喫して07年以来の8強進出を逃した。

 ホンダFCが、J1相手に先制パンチを浴びせた。0-0で迎えた前半18分、MF香川大樹(28)のスルーパスにFW久野純弥(28)が反応した。DFラインの背後に抜け出すと、飛び出した相手GKの脇下を右足で冷静に抜いた。序盤は押し込まれる展開が続いたが、この貴重な先制点で徐々に流れを取り戻す。本来の「パスサッカー」が機能し始め、果敢に追加点を狙いにいった。

 しかし、後半6分だった。リオデジャネイロ五輪日本代表で東京MF中島翔哉(22)のシュートが、ブロックに入ったDF鈴木雄也主将(25)に当たってコースが変化。GK清水谷侑樹(31)が必死に手を伸ばしたが届かず、失点。不運な形で同点ゴールを許した。

 続く同35分には右サイドを起点に左サイドへ展開されると、最後は鮮やかなループシュートで勝ち越しを許した。同40分にMF栗本広輝(26)がポスト直撃のFKを放つなど最後までゴールを狙ったが、追加点できずに試合終了の笛が鳴った。県決勝のJ3藤枝MYFC戦からJリーグ勢4連破の快進撃を見せたホンダFCだったが、07年以来の8強進出には、あと1歩届かなかった。【前田和哉】