元日本代表のC大阪MF橋本英郎(37)が20日、J2の東京Vに完全移籍することが両クラブから発表された。橋本は今年7月にJ3長野に期限付き移籍し、13試合に出場して無得点だった。橋本は東京Vを通じて「来シーズン、クラブの新たなチャレンジに共感し僕も一緒に頑張りたいと思い移籍してきました。チーム内での競争を活発に行っていけるよう日々練習から頑張っていきます。よろしくお願いいたします」とコメントを発表した。

 またC大阪を通じて「地元のクラブであるセレッソの事は今後も応援し続けます。僕も必ずJ1の舞台に戻り、対戦を楽しみにしています」(全て原文のまま)とサポーターに別れを告げた。

 橋本は92年にG大阪ジュニアユースに加入し、98年にトップチームに昇格。07年には日本代表に選出された。12年に神戸、15年にはC大阪に移籍。今年、期限付き移籍した長野では11月5日の東京U-23戦で、史上最年少の15歳5カ月1日でJリーグデビューを果たした、FW久保建英と対戦した。東京VにはG大阪時代に中盤を組んだ二川孝広が所属しており、コンビ再結成の期待が高まる。