元日本代表FW大久保嘉人氏(43)が10日、神奈川県内の富士通スタジアム川崎で「ストライカー発掘トライアウト」を行った。
若年層のFWを対象としたトライアウトの最終日で、書類選考、実技、面接などをへて、選ばれた15人が、試合形式の最終選考に臨んだ。
合格者は今後、スペインに渡り、同氏が昨季からクラブダイレクター(取締役)を務める、スペイン北東部カタルーニャ州4部に所属する「ソル・ナシエンテ(日の出)」でプレーする機会を得る。
審査員も務めた大久保氏は「この年代はきっかけひとつで一気に上までいく。そのきっかけをつくりたい」と話した。その上で攻撃的な選手に特化した形のプロジェクトについて「僕がFW専門なので。伝えるのはゴールとは何か。海外の選手はオレがヒーローになって稼いで、家族も親戚も養う。試合になったらオレに出せ、そういう選手を、ヤンチャな選手をつくりたい」と説明。継続的なトライアウト開催の意欲も示した。
◆大久保嘉人(おおくぼ・よしと)1982年(昭57)6月9日、福岡・苅田町生まれ。国見高から01年C大阪入り。04年マジョルカ、07年C大阪から神戸へ。08年ウォルフスブルクで長谷部とブンデスリーガ優勝を経験。09年以降は神戸、川崎F、東京、川崎F、磐田、J2東京Vへ。21年にC大阪に復帰しシーズン終了後に現役引退。04年アテネ五輪代表。日本代表として10、14年W杯出場。国際Aマッチ通算60試合6得点。J1通算191得点は歴代最多。家族は夫人と4男。170センチ。



