ベガルタ仙台は途中出場のFWクリスランが2得点を挙げて、ホームでアルビレックス新潟に逆転勝利し、J1ホーム戦の連敗を4で止めた。

 新潟は呂比須監督就任後、リーグ戦初黒星を喫した。

 仙台は0-1で迎えた後半36分にクリスランが倒され、PKを獲得。クリスランは自らゴール左隅に突き刺して、同点に追い付いた。

 さらに同39分。左サイドのMF永戸からのクロスを、ペナルティーエリア内でクリスランが左足で受けると、宙に浮かせてそのまま左足でボレーシュートを放ち、勝ち越しに成功した。

 その後も攻め続け、2月25日の開幕戦(対札幌)以来、約3カ月ぶりにJ1ホーム戦で勝利した。

 新潟は17分、持ち味のカウンターを仕掛けると、MF小泉が左サイドへ展開し、MF山崎がエリア手前中央にパスを送る。最後はこぼれ球をMFチアゴが足で押し込んだ。だが、終盤にわずか3分間で逆転を許してしまい、悔しい敗戦となった。