鹿島アントラーズは31日、石井正忠監督(50)の解任を発表した。

 石井監督はクラブ公式ホームページ上で「鹿島アントラーズに関わる全ての皆さまへ」と題し、コメントした。

 「今季において最大の目標であったAFCチャンピオンズリーグのタイトルを獲ることができなかったこと、また、思うようなチーム作りができなかった事を大変申し訳なく思います。今シーズンにおいても常に勝利を重ねて優勝を目指す『強いチーム』そして、多くの皆様から支えられるような『愛されるチーム」を築こうと努力してきましたが、私の力不足で皆様のご期待に応えることができませんでした。2015年シーズン途中での監督就任から今日までの間、練習から一生懸命取り組んでくれた選手達、献身的にサポートしてくれたチームスタッフやクラブ関係者、私に関わってくれた全ての方々の力で、素晴らしい経験をさせていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。特に、地域の皆さんをはじめとするファンやサポーターの方々には、選手時代から長年にわたり支えていただきました。そのことは決して忘れませんし、心より感謝しています。私自身はシーズン途中でこのクラブを去ることとなりましたが、どうかこれからも鹿島アントラーズを応援し続けていただければ幸いです。長い間、本当にありがとうございました」(原文のまま)。

 後任には大岩剛コーチ(44)が昇格する。