Jリーグは27日、川崎FのFW我那覇和樹選手が受けた静脈内注入(点滴)をドーピング禁止規定違反とした判断がスポーツ仲裁裁判所(CAS)から全面的に覆されたことを受け、対応に追われた。

 前日26日にCASから結果の報告を受けており、ホームページ上に結果が発表されたのを受け、27日午後に鬼武健二チェアマンらが出席して会見を行うことを発表。この日は深夜まで今後の対応について協議した。午後11時すぎに東京・文京区のJリーグ事務局を後にした同チェアマンは「今日は申し訳ない。明日、会見しますので」と核心部分についてのコメントを避けた。