J1第26節は5連勝で上位争いの混戦を1歩抜け出した首位名古屋が敵地で17位千葉と顔を合わせる。

 名古屋は小川、ヨンセンら攻撃陣と楢崎を中心とした守備陣の歯車ががっちりとかみ合っている。ナビスコ杯も合わせて千葉に2006年から7連勝中と相性もいい。ただし千葉は後半戦に入って4勝2分け2敗と調子が上向きで、侮れない。

 大分はリーグ戦12試合無敗で3位まで浮上してきた。だが今節はJ1最少16失点の堅守を支えるGK西川が負傷、DF森重が出場停止でともに不在。最下位札幌に苦戦する可能性もある。

 5位川崎Fは前節、9試合ぶりに黒星を喫した。上位に食らいつくためにはアウェーの15位横浜戦で勝利を挙げたい。東京は今野が出場停止。対する磐田は後半戦になって3分け5敗と白星がない。

 2連勝中の清水はホームで東京V戦。岡崎が4試合連続得点と波に乗っている。新潟は4勝3分けと分がいい神戸と当たる。11得点しているアレッサンドロの出場停止がどう影響するか。

 アジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦を24日に行う鹿島、浦和、G大阪の3試合は10月1日に実施される。

 J2は首位を独走する広島がホームで愛媛と対戦。勝てば、他チームの結果次第で1年でのJ1復帰が決まる可能性がある。