日本サッカー協会が展開するJFAアカデミー福島(田嶋幸三スクールマスター)の3生徒が12日、東京・中野区の貴乃花部屋で初けいこした。2泊3日で「入門」した3生徒は、早朝からのけいこ、ちゃんこ番、掃除等を体験する試みで、同部屋では古山瑛翔(えいと)君、遠藤翼君、久司(くし)勇二君の中学3年の3選手がまわし姿で奮闘した。5時15分に起床した3人は、サッカー協会の犬飼会長が見学する中で、8時までみっちりと相撲の基本動作の習得に汗を流した。貴乃花親方(元横綱)は「こうしてサッカー協会と交流できるのはとてもいいことだと思います。うちの部屋にも16歳の新弟子がいます。一緒に生活することで心が磨かれると思います」と、にこやかに言った。