<J1:川崎F4-0神戸>◇第33節◇29日◇等々力

 川崎Fの日本代表DF寺田周平(33)が、途中から「古巣」のボランチに戻り、中盤の手綱を引き締めた。後半17分にMF菊地と交代で入った村上が左サイドバックに入ったのを受け、それまで左に入っていたDF伊藤がセンターバックに、そして寺田が1列前のボランチに移った。

 今季「練習でも1回もやってなかった」ボランチだが、99年の入団当初はボランチとDFの両方でプレーしていた。「まるっきり初めてじゃないし役割は分かってました」と言うとおり、中盤で体を張って相手ボールをカットすると、的確なパスで前線につなぐプレーを徹底。序盤はセカンドボールをことごとく拾われ、悪い流れだった中盤を立て直した。「相手が1人退場したこともあるけど、前半ダメだった流れを変えて失点0に抑えることができました」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。