千葉は27日、アレックス・ミラー監督(60)の解任と江尻篤彦コーチ(42)の監督昇格を発表した。ミラー氏は昨年5月に就任してチームをJ1残留へ導いたが、今季は19節を終えて4勝7分け8敗と低迷。クラブ側は立て直しのために監督交代を決断した。沢入重雄ヘッドコーチ(46)、監督の次男グレッグ・ミラーコーチ(33)との契約も27日付で解除した。

 江尻氏は98年の引退後に指導者へ転身し、オシム監督らの下でトップチームのコーチを経験。05年から新潟コーチを務め、07年からはU-23日本代表コーチとして反町監督をサポートした。07年に日本協会公認S級ライセンスを取得。