清水は次節の大分戦(18日、九石ド)に向け16日、静岡市内のグラウンドで非公開の紅白戦などを実施した。99年以来10年ぶりの首位に浮上した長谷川健太監督は「テルとイチには、いいリーダーシップを発揮してほしい。ステージ優勝を経験している選手がいるのは心強い」と、MF伊東輝悦、DF市川大祐の両ベテランに期待を寄せた。

 MF伊東輝悦は「(最下位相手は)やりづらいには、やりづらい。アウェーになるけど、こっちから仕掛けて、向かっていく姿勢が大事になってくる」と、積極性を強調した。また優勝争いについては「首位というのは、まだ意識していない。残留争いの方がドキドキした。それに比べたら気が楽ですよ」と話した。