日本代表MF稲本潤一(30)が、フランスリーグのレンヌから川崎Fに完全移籍することが15日、正式に決定した。13年1月31日までの3年契約で、背番号は「20」に決まった。この日、等々力競技場で入団会見を行った稲本は「ヨーロッパにいく前から30になる年に、帰ってこようと思っていた。自分がベストの状態で帰ってきてJリーグでやりたかった。うれしい」と日本復帰に至った理由を説明。川崎Fを選んだ理由については「昨年のJリーグのDVDを全チーム見て、自分がやりたいサッカー、自分が生かせるかを考えて、川崎に行きたいと思った」と話し、「タイトルのために、少しでも力になれるよう、がんばりたい。全力でプレーしたい」と意気込みを口にした。