浦和のフォルカー・フィンケ監督が、6日鹿島戦(カシマ)での「開幕リベンジマッチ」へ自信を語った。5日、さいたま市内でミニゲームなどで選手の動きをチェック。遠征メンバー18人を選考して敵地入りした。鹿島とは昨季開幕戦と最終戦で連敗し、本拠地で3連覇の胴上げを見せつけられた因縁がある。今季は開幕までにキャンプを2度実施し、対外試合も12試合をこなして戦術を煮詰めた。フィンケ監督は「今までやってきたトレーニングを考えると、明日の鹿島戦でよい効果をもたらしてくれると信じている」と期待した。ただ、新加入のDFマシュー・スピラノビッチが、右太ももを痛めて帯同できず。監督は「2度も大きな故障をしたことに怒りを感じる」と調整が進まない助っ人に厳しかった。