<J1:C大阪2-1鹿島>◇第10節◇5日◇長居

 鹿島がJ1昇格組に「連敗」を喫した。右ひざ裏痛のDF内田篤人が復帰し、ベストの布陣で臨んだが、過密日程の影響からか序盤からチーム全体の動きが重く苦戦。MF小笠原満男、野沢拓也、FW興梠慎三、マルキーニョスを中心にC大阪ゴールに迫るが、肝心の得点を奪えず、逆に先攻された。後半29分に野沢のゴールで1度は追いついたが、直後にGK曽ケ端準のスローイングからボールを奪われ、痛恨の決勝点を奪われた。4月4日には同じく昇格組の仙台にもアウェーで敗れており、FW興梠慎三は「みんな疲れていた。オレは疲れは感じていなかったけど、動けなかったから」と悔しそうに話した。