J1復帰した甲府のチームエンブレムとロゴをめぐり、商標権の名義人となっている前身クラブの元監督(74)が18日、チームの運営会社「ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ」が使用するのは違法だとして、差し止めを求め東京地裁に提訴した。
訴状などによると、男性は甲府の前身「甲府サッカークラブ」の監督や代表者を務め、1997年に2億4800万円でクラブ営業権を運営会社に譲渡する契約を結んだ。
運営会社がその後、経営不振を理由に営業権の譲渡代金を支払わず、無断でエンブレムなどの商標権を男性名義で取得してユニホームやチラシなどに使用してきた、としている。
男性は「チームのために私費を投じて尽くしてきたのに、運営会社の対応には誠意が感じられない」と主張している。
運営会社は「営業権をめぐる契約を交わしたことはなく、男性には商標権の使用料を毎月支払っており、クラブ側は使用する権利がある。市民の皆さんに応援してもらっている中で、このような訴訟になり非常に残念」とコメントした。




