クラブW杯にJ1王者として開催国枠で初出場の広島は12日午後4時半から愛知・豊田スタジアムでアジア王者の蔚山(韓国)との5位決定戦に臨む。11日、両チームはそれぞれ最終調整した。

 広島は愛知県豊田市内で約1時間、ランニングやボール回しなどを行った。9日の準々決勝で左頬を8針縫う切り傷を負ったGK西川は全メニューに参加し、試合出場に意欲を示した。森保監督は「可能なら出場させたい」と期待を寄せた。左太もも裏を痛めたDF森脇は練習せず、腰に違和感を訴えたMF青山は別メニューだった。

 エースFWの佐藤は「ここは日本。負けは許されない。Jリーグのプライドを持っていいサッカーで勝つ」と語気を強めた。