東海大は11日、サッカー部で部員同士による暴力問題があったため、当面は活動を自粛して関東大学2部リーグへの出場を辞退すると発表した。大学によると10日から事実関係を調査しており、近く結果を公表する。

 関係者によると、関東大学サッカー連盟は11日に緊急理事会を開き、東海大への処分を含めて対応を協議する。

 東海大のサッカー部は1964年創部で、関東大学1部リーグや全日本大学選手権優勝の経験がある。元日本代表選手でJ2横浜FC監督を務める山口素弘監督や、沢登正朗氏ら多くの有名選手を輩出した。

 サッカー界では強豪校の山梨学院大付高で集団暴行が発覚するなど、不祥事が相次いでいる。