<J1:大宮0-3C大阪>◇第20節◇10日◇NACK5

 柿谷の独壇場だった。前半3分、26分と立て続けにゴール。先制点は、こぼれ球にいち早く反応。2点目はシンプリシオからのパスに反応。トラップ一発でDFを置き去りにして冷静に決めた。3点目も起点は柿谷のクロスをエジノがつなぎシンプリシオが決めたもの。大勝の中心は柿谷だった。

 一方の大宮は5連敗。シーズン前半の勢いは失速した。柿谷の裏への動きを警戒しすぎるあまり、陣形をコンパクトに保てなかった。故障明けのノバコビッチを後半27分から投入するも、すでに3点差がついており反撃できぬまま終わった。