<J1:名古屋1-1徳島>◇第15節◇19日◇豊田ス

 名古屋が徳島にホームで引き分け約2万2000人のサポーターから大ブーイングを浴びた。前半27分、名古屋MF小川佳純(29)が倒され獲得したPKを名古屋DF田中マルクス闘莉王(33)が決め先制点をあげる。しかし間もない同37分に左サイドから上がった徳島MF衛藤裕(30)の縦パスを受けFW高崎寛之(28)が同点ゴールを決める。

 後半中盤でDF闘莉王がFWに入り決定機にシュートを放つもポストに当たる。圧倒的に攻めるも徳島の堅い守りを崩せず引き分けに終わり勝利を期待していたサポーターから大ブーイングを浴びた。

 西野朗監督(59)も「この試合は結果を追求していたので満足していない。主導権は取れた試合だったが、徳島守備陣を崩せなかった」と語った。