川崎FのFW我那覇和樹(27)が15日の神戸戦(アウェー)で、昨年9月23日の柏戦(同)以来、公式戦で半年ぶりに先発することが決定的となった。13日の紅白戦では先発組に入り、ゴール前に飛び込んで体で押し込む泥臭い2発で、再起をアピールした。

 「長かったけれど、外から見てて練習もできた。やっとという感じ」。昨年は開幕直後から両足首に痛みを抱えていた上、4月に点滴を受けたことがドーピング禁止規定に抵触するとされ、6試合の公式戦出場停止処分を受けた。その取り消しを求め動く中、左太ももまで痛め、途中出場した9月30日の甲府戦(ホーム)以降、リーグ戦はベンチにすら入れなかった。

 この日の紅白戦では3トップの中央に入り、関塚監督の要求通り前線でためをつくると、シンプルにパスを出し攻撃の流れをつくった。FWジュニーニョ、フッキにも積極的に声を掛け、パスを引き出した。北朝鮮代表との往復で調子を落としている鄭に代わっての先発に、我那覇は「やっとスタートラインに立てた。チャンスを失いたくない。結果を残す自信はあります」と宣言した。【村上幸将】