2月の宮崎キャンプ中に左ひざ外側半月板を損傷した大分MF高橋大輔(24)が、7日にも東京都内に拠点を移してリハビリを本格化させることになった。現在は、3月5日に手術を行った福岡市内の病院でリハビリ中だが「(家長と)2回ほど連絡を取って、ハードなトレーニングだと聞いて刺激を受けた」と高橋。ひと足早く右ひざ前十字じん帯損傷の手術を終えたMF家長昭博(21)が、先月24日からリハビリを行っている施設への“移籍”を決断した。

 同施設でのリハビリについて、大分の原強化部長は「家長から、昼食しか休む間がないぐらいスケジュールがぎっしり詰まっていると聞いている」と話す。手術後の診断結果は全治2カ月半。昨年も左ひざ内側側副じん帯を損傷している高橋は「余計なことは考えずリハビリに集中したい。(チームに)また必要とされるようにレベルアップして戻りたい」。けがの回復だけでなく、さらなる体力強化も視野に入れ、環境の整う場所でリハビリに打ち込む。【村田義治】