日本協会の川淵三郎キャプテン(71)は4日、審判と選手の関係改善を訴えた。4月29日の東京-大分戦で、大分DFが西村主審から暴言を受けたと発言し、大きな問題に発展。同キャプテンは「サッカー界にとってセンセーショナルだった」と話した。さらに3日のJリーグについて「西村の試合も注意しながら見た。しっかりやっていた。PK取ってもいい場面もあったが、まあいいか」と笑いつつ、事態の収束気配に満足そうな様子だ。

 「今回のような問題はファンを減らすことになる。ファンに不愉快な思いをさせないことだ。選手の態度が良くなり、災い転じて福となれば」。審判には的確な試合コントロールを、選手には審判への抗議撲滅の徹底を求めた。