クラブ初の予選突破はチームメートに任せた!

 右足首痛から戦列復帰を目指していた大分FW高松が、決勝トーナメント切符をかける8日のナビスコ杯大宮戦(九石ドーム)も欠場することになった。左ひざの故障からサテライトリーグで実戦復帰したMF高橋もベンチから外れる。

 6日の練習では2選手とも控え組で調整は続けたが、練習を見届けたシャムスカ監督は「やるべきことはやってきたが、残念ながら(ベンチに)入れる状態ではない」と、復帰の見送りを決めた。前日5日までシャムスカ監督がベンチ入りを示唆していた高橋も「残念ですけど休み(欠場し)ます」と口にした。

 大分がJ1に昇格し、初めて挑んだ03年ナビスコ杯初戦でフル出場1ゴールを決めている高松は「まだ痛みがある。予選を突破して決勝トーナメントにいけるように(メンバーに)頑張ってほしい」と、仲間にクラブの悲願達成を託した。