<J2:山形2-1徳島>◇第27節◇19日◇鳴門・大塚
山形が徳島に2-1で勝ち連敗を3で止め“梅雨明け”した。前半3分、MF北村のゴールで先制も1度は追いつかれた。だが後半ロスタイムに、DFレオナルド(25)が左CKを練習通りにヘッドで決め、暫定ながら再び自動昇格圏の2位に浮上した。
どん底の3連敗からチームを救ったのは、3カ月ぶりに先発したFW豊田との交代で、後半20分に登場した「代役」レオナルドだった。後半ロスタイム。DF石川の左CKを、思い切り頭で押し込んだ。歓喜を爆発させるレオナルドに、小林監督は「正直、勝ち点1でいいかと思ってた。体調が悪く先発で使わなかったが、後から出ていい仕事をしてくれた」と感謝した。
前半3分に北村が右足で決め、6月15日の仙台戦以来7戦ぶりに先制した。ただ、その後は徳島のサイド攻撃に苦しみ、同37分にはミスから左サイドを割られ失点。シュート数9-14が示すように、後半も押し込まれた。そんな中、飛び出したレオナルドの決勝ヘッドは、毎週1回必ず行っているリスタート練習の形通りだった。日々の努力の積み重ねが出たことに、レオナルドも「いいボールが来た」と胸を張った。
北京五輪代表に選出された豊田の、いわば「壮行試合」を勝利で飾った。北村は「トヨも北京で頑張ってくると思う。リーグ戦にいい形で迎えられるよう、全員で戦い抜く」と力を込めた。山形が全員攻撃、全員守備で豊田不在の難局を乗り切る。【村上幸将】



