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パサー馬場加入で山形ゴールラッシュだ

馬場(左)は、高い位置でボールをキープし、足の技術の高さをアピール
馬場(左)は、高い位置でボールをキープし、足の技術の高さをアピール

 待望久しいパサーの加入で、エースのゴールラッシュ間違いなし! J1千葉から期限付きで移籍した、J2山形MF馬場憂太(24)が28日、紅白戦で主力組に入ってプレー。精度の高いパスを供給し、FW豊田陽平(23)と長谷川悠(21)のツートップのハートを射止めた。豊田は待ち望んでいたアシスト役の誕生にニンマリ。残り12戦でゴールを連発し、J1昇格を実現させる。

 1本目を終えクールダウンのジョギングをする豊田の視線が、1人の男に注がれていた。紅白戦の2本目で、自分と入れ替わって長谷川とツートップを組んだ馬場だ。右サイドの高い位置でボールをキープし、相手DFを引きつける。長谷川が、ゴール前へ抜け出す瞬間を見逃さずにループパス。ゴールこそならなかったが長谷川は「いいところにパスをくれた」と、馬場への信頼を深めた。

 新しい仲間の特長を把握すると同時に、豊田はゴール量産に自信を深めた。

 豊田 やっと…、ようやく山形にパサーが来た。昨日の練習でも、自分が動きだしたらパスをくれた。パスのタイミングもいいので、やりやすい。(馬場は25日に合流したばかりで)一緒にいる期間的には短いけど、ゴールをどんどん近づけたい。

 「今までより高い位置でボールが収まるので、周りの人が効果的に動ける」と豊田ら攻撃陣の活性化を、小林監督も期待した。「これまでの後方からのパスだけでなく、前の方で効果的なパスを出してくれれば」と戦略に幅が出ることを期待。30日の横浜FC戦に、ベンチ入りメンバーとして帯同させるつもりだ。

 昇格実現のジョーカーとしての自覚は、馬場にもある。「今の雰囲気を壊さないように、プラスになることをしたい」と表情を引き締めた。この日のように、ツートップの一角で途中出場が濃厚。相棒の能力を最大限に引き出すつもりだ。「自分がキープして、いいパスを供給できれば」と馬場。デビュー戦で、豊田が望むラストパスを通してみせる。【山崎安昭】

 [2008年8月29日11時35分 紙面から]


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