福岡の連続失点を、ベテランが止める。30日のホーム鳥栖戦で、GK吉田宗弘(34)が21試合ぶりに出場する。吉田を29日の紅白戦先発組に入れた篠田善之監督(37)は「彼のサッカーに臨む姿勢や、経験を生かしてほしい」と起用を明言。9試合連続失点中の守備立て直しを期待した。
昨年までC大阪で3季連続リーグ戦全試合フル出場した吉田の、長い長い「待機」が終わる。5月3日湘南戦で4失点した後、約4カ月間、公式戦出場がなかったが「今までも出られない時期はあったので、気にしないようにしていた。良い準備を重ねることだけ考えた」と、モチベーションを維持してきたことが報われた。鳥栖戦はDF2人が出場停止のため、先発守備陣が大幅に入れ替わる。吉田は「ちょっとしたスキを突かれての失点は、メンタルで変えられる部分もある。できるだけ声を出して、集中力を切らさないようにしたい」と話した。今季最後の九州ダービーを「今年を左右する試合」と表現した篠田監督は「的確な指示や経験値で、ゲームコントロールしてもらたい」と、重要な一戦を吉田に託す。【佐藤千晶】




