<J1:清水3-1札幌>◇第24節◇13日◇日本平
J2降格は、時間の問題なのか…。コンサドーレ札幌がアウェーで清水に1-3と完敗した。攻撃陣は今季最低のシュート数3本と好機を作れず、頼みのDF陣も崩壊し、前節G大阪戦に続く大量失点を喫した。夏攻勢を懸けるはずが7月13日アウェー千葉戦(3○0)から2カ月間、白星に見放され、8試合連続未勝利。16位磐田とは残り10試合で勝ち点9差と、自動降格圏脱出は厳しくなってきた。
情けない90分間に頭を下げた。三浦監督が試合後の記者会見で開口一番、サポーターに謝罪した。
三浦監督
サポーターの皆さんには遠いところから応援に駆けつけてくれて、結果を出さなければいけない試合で結果を出せず申し訳なく、残念です。悔しく、申し訳ないという言葉しか出てこない。
攻撃陣が流れをつくれなかった。札幌のシュート1本目は清水のシュート9本を浴びた後の前半39分。シュート数は後半の2本を含め、今季最低の3本に終わった。MF藤田は「いいプレーはなく、本当に何もしていなかった」と反省しきり。11得点を挙げるFWダビはシュート1本も打てず、全く機能しなかった。
守備も破たんした。先制点を献上した前半42分。DF池内、箕輪が振り切られ、フリーで清水MF枝村に押し込まれた。DFの裏を取られるシーンが目立ち、走り負けた。MF大塚は「技術的なこともそうだが、チームのため、勝つために、ハードワークが大事」と訴えた。MFクライトンら主力3人不在だが、代わって出場した選手でも流れを変えられなかった。
勝つ気持ちはあるのか。この内容でJ1残留を果たせるのか。切羽詰まった夏のはずだが、チームの危機感は薄い。7月13日のアウェー千葉戦から勝ち点3は遠く、8試合連続未勝利。9月に突入しても、チームの「夏バテ」はまだ続いている。DF西嶋は「1年間を通した結果がそうなので、言い訳をすることはできない」と声を振り絞った。
自動降格圏外の16位磐田とは勝ち点差は9のままだが、残りは10試合しかない。数字上の可能性は残すが、J1残留は難しくなってきた。三浦監督は「やるところまでやる」と前を向くが、現時点で浮上のきっかけは見いだせないままだ。24試合を終え、勝ち点17しか奪取できていない札幌。このままいけば、冬が来る前にJ2降格はあっさり決まってしまう。【長島一浩】




