<J2:福岡3-1徳島>◇第35節◇13日◇レベスタ
福岡が新戦力の刺激で、6試合ぶりの勝利をつかんだ。移籍3週間足らずのDF丹羽大輝(22)が、初スタメンで先制ゴールを決めた。丹羽は得点だけでなく、センターバックとして持ち前の統率力を発揮、ロスタイムに失点するまで、最終ラインを安定させた。篠田善之監督(37)は「非常に良かった」と評価。12試合ぶりの完封は逃したが、攻守でまとまりを見せ、残り9試合に光明が差す内容だった。
大宮から8月26日に加入した丹羽が、福岡での「デビュー戦」でヒーローインタビューを受けた。前半7分、MF久藤清一(34)の右CKに、ヘディングで合わせ先制。徳島時代の昨年5月20日以来の公式戦2点目で、勝利を呼んだ男は「ゴールは良かったけど、自分は守備の人間なので、最後の失点が課題」。90分間、厳しい声で仲間を動かし続けた姿から一転、練習場に最後まで残る、もの静かでまじめな表情に戻って反省した。大宮では今季カップ戦2試合出場にとどまり、出番を求めて再移籍した以上は、1試合で満足するわけにはいかない。「また練習で監督にアピールして、次も良いパフォーマンスを見せたい。修正すれば勝ち続けられる」と終盤10連勝を狙う。【佐藤千晶】




