照準は、あくまでリーグ戦!

 自動降格圏の17位に落ちた磐田は28日、ヤマハスタジアムで練習を再開した。11月2日に天皇杯栃木SC戦(ヤマハ)が控えるが、ハンス・オフト監督(61)は「チームの目的はただ1つ、J1残留です。それが日曜日(2日)に影響することがあります」と明かし、リーグ再開戦の同8日清水戦(エコパ)を視野に、天皇杯メンバーを別につくる考えを示唆した。

 もちろん天皇杯を軽視しているわけではない。「可能な限りのベストメンバーで行くし、ピッチに出た選手は100%で戦う。これはマスト(絶対)です」と説明した。ただ、その上で従来の言葉通り「優先順位はJ1残留」と選手に説いて、チームが向かうべき道を確認し合ったという。「私はジュビロをJ1に残させるために来た」。オフト監督は、残り4戦に集中している。