J1清水のFW西沢明訓(32)が、公式戦8試合ぶりとなる千葉戦(29日、日本平)の出場に執念を見せた。26日の練習後、「少しでも出られれば。そのなかで仕事ができるように準備する」と話した。古傷の右足首痛が完治していたが、身をていして戦う構えだ。

 チームの仲間を誰よりも思いやる兄貴分的存在だ。若手に積極的に話しかけ、ベテランならではの経験を伝えてきた。長沢は「アキ(西沢)さんのプレーを見てるだけで勉強になる。体の使い方とかアドバイスしてくれます」。原は「試合に行く前にいつも『がんばれよ!

 』って言ってくれる。それだけで、うれしい。おれたちの頼れるアニキッす」と絶大な信頼を寄せる。長谷川監督も「すごい選手。ほかの選手に影響力を与えられる選手」と評価している。

 同監督は「徐々に(コンディションは)上がってきている」と千葉戦での復帰に太鼓判をおした。西沢は「ホーム最終戦でいいゲームをして今シーズンを終わりたい」と気合を入れた。ネーミングライツにより、来季からは日本平スタジアムの名称が変わる。“最後”の日本平スタジアムでのホームゲームでアニキ健在を見せつける。【為田聡史】