来季のアウェー遠征はグルメ旅行?

 コンサドーレ札幌の今季アウェー遠征は、昨季までの「どたばた1泊2日プラン」から「2泊3日満腹プラン」へ変わることが7日、分かった。昨季までのアウェー遠征は、原則的に試合前日に現地入り。試合直後は分刻みの日程で帰道するか、空港付近に宿泊するのが通例だった。今季はJ2最多51試合のハードスケジュールとあり、対戦相手次第で現地に延泊する案が浮上。日本各地の特産品を堪能できる試合後の「おいしい1泊」が選手の癒やしにつながることは間違いない。

 アウェー遠征が、よりいっそう楽しみになる。来季のアウェー遠征では、試合後の「癒やしの延泊」が設けられる。クラブ関係者は「来季は何試合か試合場所から慌てて北海道に帰らず、現地に(昨季まで以上に)プラスに泊まることも考えていきたい」と前向きに話した。今年1月下旬にJリーグから試合日程が発表された後、本格的にニュー2泊3日遠征プラン導入に乗り出す。

 精神的負担を緩和させる。昨季までのアウェー遠征では試合前日に現地で1泊し、試合当日に分刻みの日程で北海道に戻るケースがほとんどだった。帰道が難しい場合でも空港付近に宿泊。乗り継ぎの場合も東京まで強引に空路移動するなど、選手が常に時間に追いやられるという精神的負担が課されていた。今季J2は18チームとなり、17×3試合で過去最多の51試合。そこで、延泊プラン導入により、少しでも選手の負担を軽減させていく方針だ。

 グルメ旅行の気分も味わえそうだ。新たに加入した富山戦後には「ますのすし」、栃木戦後には「宇都宮ギョーザ」が味わえる。仙台戦後の牛タン、福岡戦後にはめんたいこ、熊本戦後の馬刺しまで、今季のアウェーは日本列島食べ尽くしツアーの様相を呈している。試合前日は生ものの摂取は禁止されているが、延泊すれば試合後の夜は制限が解除される見込み。節度さえ守れば十分、地方遠征を満喫できるというわけだ。

 北海道のハンディを緩和させる効果もある。移動距離も長く、地理的条件で不利な札幌にとって、アウェー遠征を乗り切れるかはJ1昇格への大きなポイントとなる。「おいしい1泊プラン」設定で、アウェー戦勝利後の美酒が増えれば、次戦へのエネルギー補充にもつながる。あくまで経費との兼ね合いだが、09年石崎札幌は、旅プラン一新で、J2全クラブを丸のみにする構えだ。