<J1:東京1-0磐田>◇第4節◇4日◇ヤマハ
J1磐田が痛い黒星を喫した。ホームでの東京戦で、終了間際の後半36分に失点し0-1で敗れた。前半から再三の決定機をつくりながら生かし切れず、今季リーグ4戦目にして3敗目。公式戦3戦連続無得点で今季開幕から6戦未勝利。ナビスコ杯で2戦連続完封するなど、守備での立て直しに成功したと思われたが、最後まで踏ん張りきれず、上向きかけたチームの流れを引き寄せることができなかった。
一瞬のすきを突かれた。0-0で迎えた後半37分、相手DFからのロングボールをDF那須が痛恨のクリアミス。相手の縦パスに反応した東京FW赤嶺に対し、カバーに入ったDF茶野もかわされ、1対1となってGK川口もなすすべなく決められた。終盤での失点で敗れ、今季就任後勝利のない柳下監督は「選手の気持ちの切り替え?
今日、明日は難しいと思う」と、痛い黒星に弱音も出た。
開幕2戦で10失点を喫した守備陣を、W杯予選でリーグ戦を中断した間のナビスコ杯2試合で、立て直しを図った。ホームでの横浜戦で、今季公式戦初の無失点試合をすると、アウェーでの新潟戦でも完封。2戦連続失点をゼロに抑え、GK川口は「この2試合は本当に大きかった。意思統一をして、それぞれの役割をはっきりすることができた」と、手応えを感じリーグ再開を迎えていたが、つかみかけた自信を失墜させられてしまった。
攻撃では公式戦3戦連続無得点となった。「無得点での試合が続いている。選手の自信が薄らぐことが心配」と指揮官が不安を抱くほど、深刻な状況に陥った。今季開幕から1カ月弱が経過し、いまだ長いトンネルから抜け出せない。【栗田成芳】



