<J1:神戸3-2大分>◇第6節◇19日◇ホムスタ

 大分が3連敗を喫し、15位から自動降格圏内となる17位に沈んだ。FW森島康仁(21)とウェズレイ(37)が2得点し、ナビスコ杯を含む5戦連続無得点こそ免れたが、神戸に3失点して、痛恨の逆転負け。07年6月30日に横浜戦で敗れて以来の降格圏となった。

 昨季のナビスコ杯王者、リーグ4位の栄冠を失った。07年6月30日、横浜に0-3で敗れ17位に転落となった。FW陣が2得点し、公式戦5戦連続無得点を回避したが、3失点してリーグ3連敗。シャムスカ監督は「2得点できたが、相手のマークがしっかりできなかった。悪い波が来ている。攻守を安定させるように努めたい」と悔やんだ。

 0-1で敗れた前節・山形戦の反省も生かされていなかった。最終ラインと前線との距離が間延びし、中盤を支配された。神戸は、ボールを大分DFの裏に次から次に放り込み、何度も決定機を演出。地元兵庫出身の大分FW森島が両親の見守る前で先制ゴール、19日に誕生日を迎えたFWウェズレイの「誕生日同点弾」もつかの間、神戸MF田中に後半33分、勝ち越しゴールを決められた。DF森重は「裏を突いてきて対応できなかった。ラインコントロールができず攻守でちぐはぐすした」と唇をかんだ。

 原強化部長は「攻守の切り替えで勝負するチームなのにできていない。戦術とかじゃなく、選手が動けていない」と危機感をにじませた。6試合を消化し早くも自動降格圏入り。一昨年と同じ残留争いという状況に陥った。【菊川光一】