<J1:横浜1-0大宮>◇第22節◇19日◇ニッパ球
横浜のルーキーFW渡辺千真(23)が、チームに「初勝利」を呼び込んだ。前半11分。左CKからFW兵藤がゴール前に上げたボールを、頭でたたき込んで先制点を挙げた。この1点を守り切り、リーグ戦では10試合目にして大宮から初勝利を奪った。「未勝利は聞いていましたけど(1年目の)ボクとしたら苦手意識はありませんからね」。渡辺は笑顔で振り返った。
チームにとってCKからの得点は3月7日の開幕戦以来となる。今月上旬にあった2週間の中断期には、紅白戦を途中で止めて何度もCKを繰り返す場面があった。この日の試合前には松永GKコーチが、CK時の相手の動きを分析し、攻撃陣の位置を再確認していた。チームの課題を克服しての得点は、大きな収穫。キッカーを務めたFW兵藤が言う。「セットプレーで得点できれば、もっと余裕を持って戦えるし、悪いなりに勝てる試合が多くなる。キックの精度を高め、もっと得点できるようにしたい」。
木村監督は「今日の試合を見ても(大宮との)相性は悪いのかなと思うけど、何とか勝ち切ったのは大きい」と話した。まだ10位に低迷も、7勝8分け7敗と勝率5割に戻した。ここから上位を狙っていきたい。



