<J2:札幌5-2草津>◇第36節◇30日◇正田醤油ス
コンサドーレ札幌がゴールラッシュで快勝した。MF西大伍(22)が先制を含む2得点、エースFWキリノ(24)MF藤田征也(22)FW宮沢裕樹(20)がそれぞれ1得点。今季最多得点で5-2で草津を下した。チームはこれで引き分けを挟む5試合負けなしで勝ち点54、7位に浮上した。
28日に誕生日を迎えたばかりの西が、ゴールラッシュのけん引役となった。前半17分、宮沢のクロスを頭でたたき込む。同44分にはキリノのパスを冷静に右足流し込んだ。西は「いい感じでした。シュートを打つ場所に顔を出すことが大事」と笑顔で振り返った。
キリノの得点は流れの中から生まれた。前半27分、MFダニルソンの縦パスを受けると、あとは自慢のスピードで草津守備陣を振り切るだけ。最後は右足でゴール左隅を狙い、ネットを揺らした。
後半4分のMF藤田のFKは、相手ゴールに迫る攻撃陣の意識から生まれたものだ。同30分の宮沢のこぼれ球を押し込んだゴールも「狙っていた」(宮沢)からこそ、奪えた。石崎信弘監督(51)は「崩して点を取れたことが良かった」と高い評価を与えた。
J1昇格を目指して、2月のキャンプから攻撃スタイルを模索してきた。MFクライトンの退団など予期せぬ出来事もあったが、シーズン後半に入ってようやく形になってきた。昇格圏3位との差は16と数字上は厳しいが、今はとにかく点を取って、勝つだけだ。【井上学】




