<J1:清水1-1広島>◇第28節◇3日◇アウスタ
清水が10年ぶりの首位に躍り出た!!
広島に先制点を奪われながら、エースFW岡崎慎司(23)の5戦ぶりゴールで追いつき1-1で引き分けた。この日試合がなかった鹿島と勝ち点50で並び、得失点差で上回り暫定で首位に浮上。これで、リーグ連続13戦不敗、ホームの「不敗神話」も22に伸ばした。
負けない清水がついに“鹿のしっぽ”を捕まえた。7月以降、この日を含めリーグ13戦負けなし(8勝5分け)と、破竹の快進撃で勝ち点を50の大台に乗せた。勝ち点で最大17差あった鹿島を得失点差で抑え暫定ながら首位に浮上。長谷川監督は「24時間後には、どうなるかわからない。首位にたったからといって今までのやり方は変わらない」と、一時的な順位に浮かれることなく、残り6戦をしっかりと見据えた。
前半29分、広島FW佐藤に一瞬のすきを突かれ先制点を奪われた。だが、同ロスタイム、FW岡崎の5戦ぶりのゴールですかさず同点とした。後半に入ると勝ち越しを狙い指揮官は、後半13分、MF枝村に代えMF藤本を投入。同34分、MF本田に代えMF山本真。さらに、MF兵働に代えFW原を投入した。勝ち越し点を奪うことなく試合は終わったが、最後まで積極的な攻めの姿勢を貫いた。
守備陣も川崎F戦(8月30日、1△1)以来、300分ぶりの失点を許したが、この日を含めリーグ2位の45得点を誇る広島攻撃陣を最少失点に食い止めた。DF岩下は「先制点以外は悪くなかった。集中してできた」。GK山本海も「失点後にパニックにならずにプレーできた」と、手応えを口にした。
勝ち点1を積み上げ、悲願の「年間リーグ制覇」には着実に歩を進めた。9月29日に早くも、6年目の続投を発表した長谷川監督は「最後にてっぺんに立っていられるようにしたい」と力強く宣言した。【為田聡史】



