<天皇杯:名古屋3-0岐阜>◇準々決勝◇13日◇瑞穂陸

 名古屋がオーストラリア代表FWジョシュア・ケネディ(27)の来日初のハットトリックで岐阜を下し、優勝した99年度以来、10大会ぶりに4強入りした。ケネディは前半44分の頭での先制ゴールから、右足、左足と得点を重ねて岐阜をねじ伏せた。4強が出そろい、29日の準決勝はG大阪-仙台、名古屋-清水に決まった。

 頭ひとつどころか、体半分も高い位置から決めた。前半44分、ケネディが相手DFのはるか上からヘディングで先制点を流し込む。この一撃を皮切りに、後半22分に右足、36分には左足で決めハットトリック。「いい仕事ができた。3ゴールは周りの皆のおかげ」。W杯や同最終予選で散々、日本を苦しめた高さを生かしてJ2岐阜をねじ伏せ、チームを4強に導いた。

 来年1月6日のアジア杯予選はピム監督の計らいで代表への招集免除を伝えられている。ドイツから7月に名古屋移籍。W杯予選も並行して戦い1年半も働きづめ。「1月初めは、ゴールドコーストでバカンスだよ」。W杯で暴れ回る前に、タイトルを手土産にオーストラリアに戻る決意だ。