J1磐田の森下仁志コーチ(37)が、今季から「若手監督」に就任することが11日、分かった。公式戦以外の練習試合はすべて指揮を執るもので、例えば今季はリーグ戦翌日に行うサブ組中心の試合を任される。すでに、3月は大学を中心に予定が組まれている。

 森下コーチに託されるのは、若手の育成だ。昨オフ、チームは元日本代表FW中山らベテラン勢を手放し、25歳以下が半数を超える若返りを図った。一方で、若い主力クラスを脅かす新しい戦力の整備も急務となっている。昨季までならサテライトリーグが育成の場となったが、同リーグは今季から廃止された。森下コーチは磐田ユースのコーチのほか、昨季サテライト監督だった石井ヘッドコーチのサポートを務めており、若手から「仁志さん」と慕われる人柄と指導力は、チームから信頼を寄せられている。柳下監督は「仁志なら若手と年齢が近いし強く言える。実質若手の監督として動いてやってもらう」と話している。

 12日には、午前の若手練習で早速陣頭指揮に当たる。Jリーグ監督の資格である日本協会公認S級ライセンスに必要な講習をすべて終え、近日中に取得する予定。将来の監督候補として、「仁志監督」がスタートを切る。