J1清水はJクラブ通算300勝達成から一夜明けた2日、約1時間の軽めのメニューで次節京都戦(5日=西京極)に向け、調整した。浦和戦で、脳振とうを起こし交代したGK西部洋平(29)は「(接触シーンの)前後の記憶がない。気持ちが悪い感じもある。明日は休みます」と、練習を回避し早々に帰宅した。

 開幕前の1月30日の練習試合でも脳振とうを起こしており、長谷川健太監督(44)は「短い期間で2回やってるので危険もある」と、守護神の容体を心配した。正GKの復帰までは約1週間かかる見込みで、その間はGK武田を起用する。浦和戦の後半からリーグ戦初出場した武田は「いきなりだったからビックリでした。でも、浦和戦を経験できて自信になった」と、話した。