<天皇杯:C大阪3-1ソニー仙台>◇9日◇ユアスタ◇3回戦

 JFLソニー仙台(宮城)は、C大阪(J1)に敗れ、姿を消した。

 J1仙台から期限付き移籍中のFW大久保剛志(24)が、J1勢2連破を果たせなかった。前半29分に失点したが、2分後に意地を見せる。右サイドをDF橋本が破ってグラウンダーのクロス。これをFW沢口が後方に落とし、大久保が走り込む。右足で落ち着いてゴールネットを揺らし、J1で3位の強豪を完ぺきに崩して同点に追いついた。

 先輩に勇気づけられた。前日、仙台で1期上のFW関口が日本代表デビューを飾った。テレビ観戦し「交代出場した瞬間、ゾクゾクッとしました」と震え「刺激になった」と発奮した。

 9月の2回戦でベガルタを撃破。同29日には千葉国体で優勝した。この日も勢いを維持して好勝負に持ち込んだが、3失点して力尽きた。それでも、田端秀規監督(40)は「2年前も天皇杯でC大阪に負けた(0-1)。当時は結果以上の差があったけど、今回は攻めることもできた」と納得。快進撃は途絶えても、進化し続けている。【木下淳】