<J1:清水5-0湘南>◇第30節◇14日◇アウスタ

 湘南のJ2降格が決まった。清水に5点を奪われての大敗。押し気味だった前半21分、清水ゴールポスト上部に溶接されているゴールネットを支えるポールが壊れ、再開に10分以上がかかった。前半のロスタイムは12分。その最後にMF小野に決められた。「ああいうハプニングがあっても試合を決めるのが試合巧者。清水はそれができた」と、反町康治監督(46)は唇をかんだ。

 J1に上がっても、満足な補強はできなかった。さらに、シーズン中にケガ人が続出。13人が手術し、この日もDF村松を右足首ねんざで欠いた。反町監督は「チーム浮上のきっかけになればと思って、シーズン中に辞表も出した」と話した。真壁社長は否定したが、辞表を考えるほど監督にとって苦しい1年だった。

 「2年間で天国と地獄を見た」と反町監督。J1昇格からわずか1年での逆戻り。「すべて私の責任」と話しながらも「いい経験になった。これをどう今後に生かすか」と、契約延長に前向きな言葉も発した。