<天皇杯:東京3-2福岡>◇準々決勝◇25日◇熊谷陸
右ふくらはぎ肉離れから復帰した東京MF石川直宏(29)が、意地の2ゴールでチームを敗戦から救った。J1に昇格した福岡相手に0-1で迎えた後半ロスタイム、負傷していた右足で起死回生の同点弾をたたき込んだ。延長前半8分にも、左足で3点目となるダメ押しゴールをゲット。「リーグ戦は悔しい形で終えたので、サポーターに恩返しをしたかった。いいクリスマスプレゼントになった」と笑顔を見せた。
J2に降格した京都戦は、負傷のためスタンド観戦だった。悔しさを胸に、移籍の選択肢もある中「J1昇格に貢献したい」と残留を決意。クラブ初となる天皇杯優勝を目標に気持ちを切り替えた。日本代表DF長友が帰国後は、電話でエール交換した。「心配していたので」とかつてのチームメートを安心させる2ゴール。「あと2試合戦いたい」とクラブに新たな歴史を刻むつもりだ。



