<ACL:鹿島2-1シドニーFC>◇1次リーグH組◇10日◇国立

 鹿島がシドニーFC(オーストラリア)を逆転で下した。同点の後半39分、MF野沢拓也(29)が直接FKを決めて勝ち越した。野沢はFW興梠に並ぶACLチーム最多タイの10点目。H組首位の水原三星(韓国)が上海申花(中国)を3-0で下し、鹿島は勝ち点12で並ぶも得失点差で同組2位通過した。

 ペナルティーエリアやや外側、ゴール左の位置。野沢は壁前に4人並んだ鹿島選手の足元を抜き、ライナーでゴール右隅に決めた。「前半蹴ったときに相手GKが早く動いた。自分のFKを読んでいると思ったが案の定動いた。そこで裏をついた」。鹿島ユース出身の生え抜き。07年にセリエAメッシーナに移籍していたMF小笠原の背番号8を引き継いだ。先制点を許し、前半にMF中田が左肩負傷で退くチームの苦境を救った。