被災クラブ水戸に、元日本代表FW鈴木隆行(34)が入団することが5月31日までに分かった。茨城・日立市出身の鈴木は昨年末、08年から在籍していた米ユナイテッドサッカーリーグ1部のポートランド・ティンバースを退団。関係者によると、米国内のクラブでコーチをする選択肢もある中「地元に貢献したい」という思いから水戸入団を決断したという。資金難の水戸とはアマチュア契約で、自らスポンサーを探すか、アルバイトをしながらプレーする可能性もある。鈴木はW杯日韓大会に出場し、1次リーグ初戦のベルギー戦で1得点を決めている。