<ナビスコ杯:浦和2-0大宮>◇2回戦第1戦◇14日◇埼玉

 さいたまダービーは、浦和が後半7分にPKで先制。同20分にFW原口元気(20)が追加点を奪い、大宮に勝利した。柱谷幸一GM(50)が解任され、山道守彦強化部長(48)の新体制で迎えた公式戦初戦は、リーグ戦8月14日の新潟戦(1-0)以来の勝利となった。

 ゴールを決めた原口は、左胸のエンブレムを力強くつかむと、右手人さし指を高く高く突き上げた。新強化部長を迎えて仕切り直しの一戦となった浦和は、大宮とのさいたまダービーを2-0で制した。

 柱谷GMが解任され、山道強化部長の新体制で迎えた公式戦初戦。気持ちがこもっていた。後半7分にMFマルシオ・リシャルデスのPKで先制。さらに同20分、ボランチとしてフル出場したMF小島から縦のパスを受けた原口がDFラインの裏に抜け出し、右足でゴールを決めた。「GMが代わったり複雑なことがあったけど、選手は試合に集中していた。全員が勝ちたかった」。その思いを、形にした。弱冠20歳のヒーローが、チームを勢いづけた。

 ゴール裏からの声援は少なく、横断幕も減った静かなスタジアムでリーグ戦8月14日の新潟戦(1-0)以来の公式戦勝利。入場者数はリーグ戦とナビスコ杯を合わせた浦和主催試合での最少記録を更新する1万3036人だった。原口は「こういう試合を続ければ、サポーターもまた見たいと思ってくれる。今日の試合がベースになっていけばいい」と話した。チームクラブ、そしてサポーターが一丸となって、1つでも多い勝ち星へ進む。