<J1:山形1-1磐田>◇第28節◇1日◇NDスタ

 磐田が苦しみながら勝ち点1を拾った。先月28日のナビスコ杯仙台戦から中2日の過密日程で前半はペースを握られた。同3分に先制点を許す苦しい立ち上がりとなったが、後半12分、復帰後4戦3発と復調したFW前田遼一(29)が今季11点目となる豪快なミドルを決めて同点。前田は「気を付けていたのに残念」と自身の記録よりも立ち上がりの失点を悔やんだ。

 明らかに疲労が見えていた。タイトな日程に加え長距離移動が重なり、前半はロングボールを多用する相手の攻撃をはね返すだけで精いっぱいだった。セカンドボールも拾えず、2次攻撃を受ける場面が連続した。仙台戦に出場したメンバー9人がこの日もスタメンで強行出場。相手よりも運動量で劣り、不利な状況だったが何とか1失点でしのいだ。柳下正明監督(51)は「この日程で勝ち点1を取れたことはよしとして、次に臨みたい」と選手をねぎらった。

 次戦は中3日でG大阪とのナビスコ杯準々決勝が控える。再びハードな日程を強いられるが、連覇を目指すためには乗り切るしかない。前田は「絶対勝てるように頑張ります」と力強かった。【神谷亮磨】