神戸の元日本代表DF宮本恒靖(34)が来季、タイのブリーラムPEAへ移籍することが有力になった。今日19日、神戸市内で会見する。宮本は今季で神戸との契約が満了。今季はリーグ戦出場がわずか4試合と激減し、先月末には再契約の提示を受けたが年俸は大幅にダウンしたとみられる。最終仙台戦に先発した宮本は「まだやれる、という感覚とやりたいという思いを感じた」と現役へのこだわりを捨てきれず、金銭面より出場機会を求めて移籍先を探っていた。

 宮本は11日に行われたファン感謝デー後、タイの2チームからオファーがあることを明かしていた。ブリーラムPEAは、今季のタイリーグで優勝。来年のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)に出場し、柏と同組で対戦する。